ウルトラでライダーを目指す日々

にわか特撮オタクのぼやき。

「スターウォーズ/フォースの覚醒」で出会った素晴らしすぎる登場人物達に感動したという話。

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俺はやったぞ…………。

俺は、とうとう…………………….、


スターウォーズを観たぞおおおおおお!


いやぁ〜こんな記事スターウォーズが羨ましい! - ウルトラでライダーを目指す日々
を書いて置きながら観に行ってきましたよ……。


まず、最初に理解してもらいたいのが私が知っているスターウォーズ知識というのが
程度の知識しか持ち合わせていません。

今回、スターウォーズ初心者の私が一作の映画として観た時に感じたことを残しておきたいと思います。

それでは「フォースの覚醒」ですが先に結論から言うと…………

めっさ、おもろかった!!(小並感)

いや〜純粋に面白かった!
確かに多少「?」と思うこともありましたがそれでも面白かったです!

シンプルに一つの映画として僕は楽しめました!
特に私がいいなぁ〜と思ったのはかなり魅力的な登場人物物語がぬるりと流れていく感覚です。

登場人物達が本当にいいんですよねぇ〜
まず、今回登場人物でもっとも感情移入できたフィン
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敵の軍隊、それもモブ同然みたいなやつが今回の主要人物であるってのがいい!
ただでさえ宇宙、銀河の片隅とか「わぁ〜壮大だな〜」と思っていてアタフタ観ていた私の目の前に現れた一番ふつーーーーうのキャラクターにハートをガシッと掴まれちゃいました。


しかも、物語が進めば進むほどこのキャラいい子だなぁ〜とドンドンドン共感させてくれました。

フィンはそれまで自分が置かれていた「ファースト オーダー」という悪の結社(個人的にはショッカーみたいな感覚でいます。)にいたからこそわかる「おい、この組織ヤベェぞ。 こりゃ、逃げるしかないだろ!」と、逃げたがる理由がとても伝わってくるので「なら、仕方ねぇな……」という気にもなります
…………と思ったらね
このフィンは逃げようとしていても常に困ってる人から目を離せず、ついつい助けに行ってしまう性格を持っているですよ!!
もう、この頑張ってる感!!
ふつうこういう逃げようとしてるキャラって
「んだよっ、少しくらい助けに行ってやれよ〜」
とか思ってイライラするんですがこのフィンというキャラクターのそういう精神は本当に惹かれるものがあります。

あと、ちょっと見栄を張ろうと「俺、反乱軍だよ」と嘘ついたり、BB‐8に嘘を通してもらおうとしたり、「そうだ!フォース使えばいいんじゃないの?」とかちょっと能天気なところとか、もう〜最高。




そして、今回のもう一人の主役でおそらく今後のメインになってくるキャラレイ
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このキャラはもう、ザッツ主役みたいな人ですよね?
映画見てる限り
  • テキトーに乗った宇宙船をビュンビュン動かせちゃうとこ
  • あっさりフォースで物事を解決したり
  • 運動神経、戦闘能力、正義感すべて持っている
とか色々とやってましたし。
そんな彼女も中盤でフィンに「逃げるなんて臆病者!」てきに言うのですが後々になってくる明らかになりますが実は自分自身も「逃げていた」わけです。
そういったバッググランドは今作ではあまり見えませんでしたが今後深く描いてゆくでしょう。


とりあえず、フィン=一般人とするとレイは主役らしい主役といえるでしょう。



(私的にはこの2人の関係がウルトラマンネクサスの「コモン」と「デュナミスト」みたいな立ち位置を勝手に連想しました。視聴者と同じ立場のコモンと主役との。そして、2人の成長なんかが)
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また、この2人に続き味方サイドにいた心強い仲間で観た人全員が「お前いい奴だなぁ!」となったこと間違いないのが ポー・ダメロン
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まず、何がいいかって一番最初の「テーーーン」の部分に出てくる説明書き(プロローグでいいの?)に書いてある「もっとも勇敢なパイロット」と評されているところとか、目の前で苦しんでる人がいたら助けずにはいられない強い正義感を持ち合わせ、そして何よりフィンやBB-8との関係から見えてくる情の強さなど、
正に現在のヒーローに相応しいです。


また、今回かなり特徴的なキャラでもある悪役のカイロ・レン
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このキャラって一言でいえば厨二だよね?
まぁ…………なんというか……拗らせてる?っていうのかねぇ……

すぐ物に当たるところや、激情するところなどは「まだ、子供なんだなぁ〜」という印象。

その子供的な発想から来るあの行動…………。
また、主人公であるレイと違い特別さ、異端さにもかけている未熟な悪役といえましょう。

思えば彼も可哀想なのかもしれません。
元々は6作品で大団円を迎えて完結していたスターウォーズという作品に無理やりくっつけた7作品目(元々9作品だったらすいません)を作ったのですから、もし今作が存在しなければ彼はあのスターウォーズの世界で家族と仲良く暮らせたのかもしれないのになぁ……なんて。



ともかく、こんなに思い入れを持してくれるほど魅力的な登場人物達をもっと観たい!と感じさせました。
もちろん、ハンソロやレイア姫という従来のキャラにも初めて触れたのですがすっごいカッコよかった………(小並感)
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てっきり「インディージョーンズ クリスタルスカルの王国」の時のような説教くさい親父になったのかなぁと思っていたらきちんと若々しかった!
お父さんのようでありながら常に「まだまだ若いもんには負けぞ!」的なエネルギッシュさが終始よかったです。

f:id:ak555134:20151231234309j:image(説教くさくなったヒーローをもう観たくないんだよ……)


今作に出てくる登場人物の持つ性格、背景、さらに役者が持つ演技力それら全てがトップクラスで感動しました。


ここまで作り込めるのもやはり「スターウォーズ」というビックタイトルに情熱を持ったスタッフの力強さなのかなぁ……と思いました。